Overslept.

写真と自転車と山とかサッカー

霊峰を望む

アーバスを見て、あ、日本人がいる、と素直に感想が出た。

 

キナバル国立公園を巡るツアーでは、日本語ガイドのあるツアーに申し込んであった。日本円で約9000円程なので、一泊500円の宿に泊まっている我々のような旅行者よりもリゾートホテルに泊まっている方々の方が参加者の多くを占める。

 

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Nikon D750 凛々しく立っている犬だがよく見ると腰をひねっているのでなんとも言えない気持ち悪さがある。

 

早速向かうも、そもそも2時間かかる場所にある。そうこうしている間にキナバル山には雲がかかっていた。雨季ど真ん中なので、毎日のように雨が降るのだろう、それでも山小屋は半年待ちらしい。海外で4000m級に登る山としては道自体はとても簡単らしいので、いつか挑戦してみたいと思いつつもこの日は大人しく眺める。

 

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Nikon D750/Lightroom My Preset

国立公園のトレイル(というか植物園)ではなかなか大きなゴキブリを見つけた。我々、いや同行者の@tomo_atの目的が平たくいうとダンゴムシを捕まえる事なので、目につく朽木や石をひっくり返していたが日本人マダムが顔をひそめていたのを見逃さなかった。が、まあ面白い虫を見てしまうのは昆虫少年だった身からしても仕方がないので人の目を気にしている場合ではない。本当はヘビやカエルなんかも見たかったけれど今回は遭遇できず。トカゲは昨日散々見たのでまあ良しとする。

 

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Fujifilm X70/Classic Chrome でかいGである。動きがノロい。

 

もう一箇所の目的地、ポーリン温泉のキャノピーウォーク途中ではガイドさんにタマヤスデを見たいと伝えていたおかげでガイドさんが見つけてくれた。デカい。

 

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Nikon D750 タマヤスデ。デカい。ダンゴムシである。裏側はそれはもうとても足と節という感じなので一般の方々は見ない方が良い。

 

ガイドさんは無駄に動植物、虫の知識が豊富である(失礼)。ときどき、いやそれは絶対に違うだろ、みたいな受け答えをしてくれるけどそれ以外は概ねWikipediaで調べるよりも早いし正確である。

 

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Nikon D750 おきまりのキャノピーウォークである。高所恐怖症も森の中だと気にならないらしい。

 

最近の海外旅行では、旅先でSIM買ってしまうのが一番楽だしそうしているのだけど、常にネットワークに繋がってると疑問点とかすぐ調べることができるのが良いところ。ただ、インターネット環境が構築されすぎていると現地の人とのやりとりとか宿が同じバックパッカーとのやりとりをしなくなりがちなのも弊害かなーと思ったりもした。

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 ▲Nikon D750 農家のおっちゃんに一人1000円を払って見るラフレシア。咲くのに2年かかって枯れるまでが3〜4日とは言えいい商売である。

 

そんなこんなで、タマヤスデを発見したのであとはもう帰るだけ。3時間以上かけて来た道を帰り、ほとんど寝ていたのだけれど、19時頃に集合場所だったホテルへ。ガイドさんにお礼を言って解散、トムヤムクン的な海老麺を食べて宿へ。相変わらず誰が来て誰が出て行ったのかわからない宿だけど、とにかく宿のオババはいつもの調子で迎えてくれた。

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▲FujifilmX70/Classic Chrome ジュエルオーキッド。欲しい。植物園に行ったのに虫ばかり探していたのであまり花や草木の写真がない。