201123
左腕のMi band 2が5:30/kmをオーバーしたペースであることを執拗に伝えるべく震え続けている。
無理だ、と感じながら目的地の手前で折り返した。早めに折り返したつもりなのに8km近く走っていた。体を動かすことが減ったからなのか、思うように走ることも自転車に乗ることもできずしまいには運動のたびに膝痛が増していくばかりである。見た目が痩せたとも言われるが実際に体重は落ちていないので不健康に見えるか筋肉が脂肪に変わっていくかのどちらかの過程である。何にせよ自分の体のことが分からなくなってきて、しまいには精神のコントロールもとっ散らかっている気がする。
環境も大きく変わり、友人たちと会う機会も減り、思うようにやりたいことがやれないなどと嘆いていたがそもそもやりたいことが何なのか全く分からなくなっている。とりあえず半日寝て肉でも食べれば回復するかと淡い期待を抱いていたがそこまで劇的には改善してくれないのが悲しいところだ。
特に感じたのが、人と酒を飲んだりしてもいまいち楽しさに乗り切れない部分があるというところ。別に誰とでもそうなので外的要因ではないのだろうなとぼんやり考えている。
思ったようにいかないことなんていくらでもあるし、それに折り合いをつけながら生きるのが大人だと思っていたけれど、自分のたまに感じる感情がはっきり言葉にならなくなってしまったということだけは強く認識できるようになってきた。自己認識がはっきりしないのに他人にうまく感情を伝えられるわけがない。
結局運動するのが一番いいか、と思って走ってみたら先の体たらくである。
もう少し時間がかかりそうなのでゆっくり様子を見ることとする。